ピアティーチングの取り組みについて | 国立病院機構 熊本医療センター

 本校では、学生の学習活動として「ピアティーチング」を行っています。昨年度までは、基礎看護技術の習得を中心に、2年生が1年生の看護技術指導を行ってきました。教え、学び合う中で、先輩、後輩の関係性を築き、お互いを高め合うことがピアティーチングの魅力だと思います。今年度からは、更に活動の場を学校生活全体に広げ、本校の理念にもあるように、自主的に学び、責任ある行動を日々の生活で身につけることができるような活動を行っています。



(研究内容)
 本校では、10年前より積極性や協調性・リーダーシップ等を養うために、1・2年生合同のグループを編成し、技術演習を行うというピアティーチングを実施しています。ピアティーチングでは、1年生は看護技術の向上を目指し、2年生は指導することで自己の知識・技術を振り返り自主的な学習ができます。
 今回、看護技術演習におけるピアティーチングの有効性についての研究を行いました。学生の97%は有効であると感じていました。その理由としては「ひとりひとりが細かい指導を受けることができる」「復習になる」などの意見がありました。看護技術演習におけるピアティーチングの効果を上げるには「事前の準備」が大切になることが結果からわかりました。この研究の結果を活用し、1・2年生共により確かな看護技術を身につけ、患者さんにより安全安楽な看護を提供できるようにしていきたいです。

【会場からの質問】
看護技術演習におけるピアティーチングの時間はいつ行っているのですか?放課後ですか?

【返答】
放課後ではなく、教科外活動として90分間で技術演習を行っています。

【会場からの質問】
ピアティーチングでは、教員からの指導はどのような指導を受けていますか?

【返答】
2年生が1年生へ指導していく際に2年生は2週間前から指導案を計画します。その指導案を計画する際に指導を頂いています。当日の時間の中でも、うまく進まない時は助言を頂いています。


 一年生の時、他の看護学校の学生が学会で発表したという話しを聴いてから、機会があれば自分でも発表してみたいと考えていました。今回、このような大規模な学会で発表ができ、とても良い経験ができたと感じています。実習と平行しながらの資料作成は大変でしたが、先生方のサポートもあり、無事に発表することができました。また、発表当日も大変緊張していたのですが、座長や先生方、研究メンバーの励ましがあり、最後までやり遂げることができました。ご支援下さった皆様にはとても感謝しています。看護師になってからもこの経験を活かし、研究や学会発表に取りくんでいきたいと思います。後輩にもこの経験を伝えていき、是非自分と同じような貴重な経験をして欲しいと思います。

学生代表 前田明日香、皆吉香純


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