2018年度北米型レジデント研修 | 国立病院機構 熊本医療センター

2018年度北米型レジデント研修

2018年度北米型レジデント研修


ヘーゲン先生

 11/12-11/16まで米国Carolinas HealthCare SystemのDirector of Thoracic Surgery Oncology, LCI Sanger Heart & Vascular Instituteでいらっしゃるジェフリー・ヘーゲン先生による北米型レジデント研修‘Dr. Hagen’s round’が開催されました。ヘーゲン先生は胸部外科を中心とした世界的権威で、当院の研修医に向けた北米型レジデント研修に講師のお一人として長年にわたりご協力頂いています。


 本年は例年とはさらに指向を変えて、研修医1年目は新規入院となった担当患者の情報共有をヘーゲン先生と行う想定で、電子カルテを用いた英語でのプレゼンテーションを行いました。一方で研修医2年目は経験症例について国際学会ポスターセッションでの発表を行う想定で、ヘーゲン先生に英語でプレゼンテーションを行いました。いずれも質疑応答を含めすべて英語でなされ、論文等を用いた深い考察も要求され、事前に皆が英語漬けになり、原稿やポスター作成に明け暮れる日々が続きました。


 発表当日のそれぞれの研修医の間に広がる手に汗握る緊張感は我々ファシリテーターにも否応なく伝わってきました。しかし、それはヘーゲン先生の前での発表を経て大きな安堵に変わり、ヘーゲン先生ご夫妻を囲む夕食会を経ていつしか大きな笑顔に変わり、研修を終える頃には海外発表や海外研修に興味をもつ素晴らしいモチベーションへと変わっていきました。一方で昨年から導入している評価システムでのヘーゲン先生の評価も高く、年を追うごとに研修医のレベルが高くなっていくことがうかがえました。


 1週間という短い期間ではありますが、研修医それぞれに高揚感を覚えた長い時間であったのではないかと思います。引き続き来年、再来年と同研修を継続し、一人でも多くの国際的、発信的な医師が当院から生まれ育つことを祈りつつ研修のコーディネートを続けてまいりたいと思います。


感染症科・呼吸器内科医長(国際医療協力) 小野 宏


Facebookに写真を掲載:11月19日

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