【第153号】ロコモーショントレーニングについて | くす通信 | 国立病院機構 熊本医療センター

【第153号】ロコモーショントレーニングについて

くす通信

ロコモーショントレーニングについて

 ロコモーショントレーニングとは、ロコモティブシンドローム(略称:ロコモ、和名:運動器症候群)を予防し、健康寿命(健康上の問題がない状態で日常生活を送れる期間)を延ばしていくためのトレーニングです。日本は世界にさきがけて高齢化社会を向かえています。これに伴い骨、関節、筋肉などの運動器を健康に保つことが望まれています。平均寿命と健康寿命の間には、男性で約9年、女性で約12年の差があります。誰もが最後まで、健康でいきいきとした生活を送りたいと思っています。自立度の低下や寝たきりを防ぐためには運動器の健康維持が大切です。

 骨や筋肉量のピークは20~30代ですが、適度な運動で刺激を与え、適切な栄養を摂ることで、強く丈夫に維持されます。日頃からの運動習慣が重要です。やせすぎると、身体を支える骨や筋肉が弱くなり、肥満は腰や膝の関節に大きな負担をかけてしまいます。立つ・歩く・走るなど、日常生活に必要な“身体を移動させる能力”、移動能力が衰えていないか、ロコモの危険性に気づくことが大切です。

 7つのロコチェックを使い簡単に確認できます。1、家の中でつまずいたり滑ったりする 2、階段を上るのに手すりが必要である 3、15分くらい続けて歩くことができない 4、横断歩道を青信号で渡りきれない 5、片脚立ちで靴下がはけない 6、2kg程度の買い物をして持ち帰るのが困難である(1リットルの牛乳パック2個程度)7、家のやや重い仕事が困難である(掃除機の使用、布団の上げ下ろしなど) これらの中で1つでも当てはまればロコモの心配があります。

(リハビリテーション科理学療法士長 坂本 浩樹)

自分のロコモ度は、「ロコチェック」を使って簡単に確かめることが出来ます。7つの項目はすべて、骨や関節、筋肉などの運動器が衰えているサイン。1つでも当てはまればロコモの心配があります。
0を目指してロコトレ(ロコモーショントレーニング)を始めましょう。



余裕のある方は、 自分の体力に合わせて以下の運動も行ってみてください。

運動を行うと、気持ちが高まり、生活に活気が出てきます。安全な方法で無理なく行い、健康寿命を延ばしましょう!

出典:ロコモ チャレンジ!推進協議会WEBサイト



診療科の特色

<リハビリテーション科>

 リハビリテーションの語源は、re(再び)+ habilis(適した)、すなわち「再び適した状態になること」「本来あるべき状態への回復」などの意味を持ちます。
 リハビリテーション科橋本伸朗医長のもと、理学療法士6名、作業療法士1名、言語聴覚士1名の体制です。入院患者様のみを対象としています。骨関節疾患の手術前後や脳卒中発症直後の超早期からのリハビリテーションを行っています。早期リハビリテーションは廃用性筋萎縮や関節拘縮を防ぎ、早い時期での日常生活動作向上や社会復帰が望まれます。チーム医療が原則であり多職種が連携し、速やかに患者様の最大の能力を引き出すべく効率的に行っています。また、回復期リハビリテーション施設へ継続した医療を提供するため、常に情報発信を行っています。

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