乳房X線撮影装置を導入 / 平成28年度新任者宿泊研修 | くまびょうニュース | 国立病院機構 熊本医療センター

乳房X線撮影装置を導入 / 平成28年度新任者宿泊研修

【228号(2016.6)】

新しい乳房X線撮影装置を導入しました


新しく導入されたマンモグラフィ装置

 平成28年3月に新しい乳房X線撮影(マンモグラフィ)装置として富士フイルム社製の「AMULET Innovality」が導入されました。本装置は最新のデジタル式マンモグラフィ装置で、ロスの少ない直接交換方式を使用したフラットパネル型ディテクタ(FPD)が搭載され、従来より低線量で高精細な画像の撮影が可能です。
 本装置にはトモシンセシスとういう乳房内部の構造を撮影可能にする新しい撮影技術が備わっています。トモシンセンス撮影では、X線菅球を移動しながら連続的に低線量でX線を照射し、複数の位置から撮影した画像を三次元的に再構成することで、ノイズを平均化し、見たい構造に焦点を合わせた画像を生成します。この再構成された断層像により、通常撮影では乳腺構造の重なりのため発見が難しかった病変の観察が行いやすくなります。
 また本装置では、プレ撮影で収集した僅かな画像情報を解析することで、乳腺濃度(乳腺量)、インプラント等(異物)の有無を瞬時に判断し、撮影線質・線量を決定しますので、乳腺毎のX線量最適化が可能となりました。
 より少ないX線量で質の高い画像を撮影し、患者さんに優しい検査と診断しやすい画像を提供いたします。ご活用のほどよろしくお願いいたします。

(放射線科医長 浅尾千秋)


平成28年度新任者宿泊研修が行われました

 第4回「新任者宿泊研修」が4月8~9日にグリーンピア阿蘇にて開催され、新任医師と医師以外の他施設からの転入者の合計58名が参加しました。
 1日目は高橋副院長より「当院における救急医療体制の構築の歴史」という題にて、当院のこれまでの成り立ちについて講演していただきました。今は多くの実績がある救急が、以前はまったくのゼロからのスタートだったということを知り、「365日24時間断らない救急」の成り立ちと重要性が参加者の心に深く刻まれました。
 その後は内田事務部長の乾杯で宴会がはじまり、美味しい料理とお酒をいただきながら、親睦を深めました。様々な職種の方々と交流ができ、今後の業務の円滑な実施にいかせるとの声を多数いただきました。
 2日目の午前中は「患者接遇マナー研修」として外部講師による研修が行われました。接遇マナーの基本から、挨拶・表情・身だしなみ・言葉遣い・態度など4時間みっちりと学びました。参加者による実演を交えながら、昨晩飲み過ぎた面々も眠くなることなく学習することができました。実演をすることで、分かっていてもできていないことを痛感したという意見が多数あり、大変有意義な時間となりました。
 午後からは、原田救命救急科医長より「救急外来診療の実際」として、救急医療現場での基本的なルールについて説明していただきました。人員配置体制から現場でのルール・マナーなど、新任職員にとって極めて大事で実践的な内容を楽しく分かりやすくお話しいただき、大変好評でした。
 その後、片渕副院長より閉会の辞があり、最後に記念撮影をして研修は無事終了しました。参加者全員が熊本医療センターの一員になったということを改めて実感できるよい機会であったと感じました。大好評につき、来年度も第5回が開催される予定です。

(庶務係長 森松 亮)