平成28年熊本地震について -ご協力頂きありがとうございました- | くまびょうニュース | 国立病院機構 熊本医療センター

平成28年熊本地震について -ご協力頂きありがとうございました-

【228号(2016.6)】

 本震より一ヶ月が過ぎ、復興に向けての歩みが始まっております。今回の震災時に、連携の各施設に協力していただき、大変有り難うございました。感謝申し上げます。
 この一ヶ月を当院の診療と地域の連携での視点で振り返りますと、今回の震源地が熊本市の東部、益城町であり、当院は震源より離れていたため本震のあった4月16日夕には病院機能は、何とか保たれていました。震源に近い熊本赤十字病院、済生会熊本病院は負傷者の受け入れ最前線病院となり、当院と中央区から北部の病院群は、病院自体の機能が被災した病院からの転院患者受け入れ、救急搬送患者の受け入れ、さらに連携病院への移送と県外移送をおこなう役割を果たしました。当院では退院可能な入院患者の皆様に、早めの退院をお願いしました。当院が重症の受け入れが多くなることをご理解いただき、快く受けていただきました。本当に有り難うございました。
 日頃の連携先の病院も、県の災害対策本部からの直接の患者受け入れ要請を受け入れていましたが、さらに当院からの転院要請、受け入れ要請につき「熊本のためですから」の一言で快く受けていただきました。後日、受け入れ先を訪問し状況をお聞きしますと、満床を超えての受け入れであったとのことでした「熊本のために助け合う」この心での繋がりを感じました。当院では連携室から転院依頼をお願いしましたが、各病院の被災状況、医療機能につきましてもご連絡いただき、日頃の顔の見える連携の大切さと、皆様の災害を協力で乗り切ろうという熱い思いに心打たれました。
 一歩一歩の復興の道のりが続きますが、熊本地域の医療連携をさらに高めて乗り切っていきましょう。今後ともよろしくお願い申し上げます。

(診療統括部長・地域医療連携室長 清川哲志)


 

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