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VOICE -登録医の声- / 平成27年度第1回熊本市歯科医師会・国立病院機構熊本医療センター連絡協議会報告

【218号(2015.8)】

VOICE -登録医の声-

地域包括ケアシステム推進に関わる取り組み

御幸病院
  院長 吉田 健

 昨今、地域包括ケアシステムの構築が推進されています。御幸病院では、昨年度病床の一部を変更し、地域包括ケア病床を開設しました。自院の外来からの入院患者様はもとより、急性期病院やクリニックの先生方からご紹介いただいた患者様の治療と在宅復帰を支援していく上で、当院にとって必要な病床と思われたからです。
 H26年6月に10床の病床の開設から開始し、その後病床数を追加し、現在は計39床を地域包括ケア病床として診療を行っています。
 この病床では極めて多種・多様な疾患・病状の患者様の入院治療に対応しています。改善が容易ではない病状や、多数の疾患が併存した複雑な病状の方も多く、苦労しながらも、病状に応じた適切な治療が提供できるよう、皆頑張って診療しています。この病床の重要な役割は、在宅復帰へ向けての支援ですが、病状から、在宅復帰は困難な患者様も多く、支援の拡大について、なお今後の課題です。
 また当院は、H26年4月に在宅療養支援病院の認定を受けました。在宅療養支援病院は、いつでも連絡が取れ、往診や訪問看護がいつでも提供できる体制を確保し、緊急時には直ちに入院できるなど、在宅で療養中の患者様に必要に応じた医療・看護を提供できることが必要となっています。通院が困難で、本門診療を希望される患者様に対しては、積極的に対応していく方針です。よいQOLを得るために、訪問サービスで在宅生活を支えることが、どのような病状でどの程度有用なのか検証もできるとよいと思っています。
 国立病院機構熊本医療センターと当院は、白川をはさんで、距離も少し離れていますが、救急車に同乗して行ってみると、驚くほど速く着きます。いつも迅速で親切な対応をいただいており感謝しています。これからもよろしくお願いいたします。


平成27年度第1回熊本市歯科医師会・国立病院機構熊本医療センター連絡協議会報告

 平成27年度第1回熊本市歯科医師会・国立病院機構熊本医療センター連絡協議会が7月13日(月)午後7時より、熊本県歯科医師会館会議室で開催されました。熊本市歯科医師会からは宮本会長、渡辺副会長、高松専務理事、有働医療管理理事、高橋医療管理委員長が出席いただき、当院より河野院長、高橋副院長、清川総括診療部長、原田救命救急科医長、中島歯科口腔外科部長が出席しました。
 まず、当院の歯科紹介率、紹介数についての報告、次いで当院の歯科救急医療について原田医長より今年上半期の歯科口腔外科救急症例数と内容の報告がありました。今年の特徴として顔面外傷による救急搬送例が多かったと説明がありました。
 本年度の歯科医師研修について、医歯連携セミナーが3回、救急蘇生講習会1回、摂食嚥下リハビリテーションセミナーが6回、同講演会が1回行われることを報告しました。
 その他として、当院開放型病院連絡会のご案内、当院歯科口腔外科の現状として、耳鼻科との連携手術(年間30例あまり)のこと、摂食嚥下リハビリテーションへの介入状況(毎月50例)、周術期口腔機能管理で年間約250名のうち150名程度県内の歯科医院と連携していることの報告を致しました。
 今回も、今後のますますの連携強化を確認して、閉会となりました。

(歯科口腔外科部長 中島 健)