新年度のご挨拶 | くまびょうニュース | 国立病院機構 熊本医療センター

新年度のご挨拶

【214号(2015.4)】

新年度のご挨拶

院長 河野 文夫

 早いもので、私が院長になりまして満3年が経過し、4年目を迎えます。この間、当院がなんとか無事に過ごすことができましたのは、ひとえに開放型病院の先生方の多方面にわたるご指導、ご支援の賜物でございまして深く感謝申し上げます。
 世間ではアベノミクスの影響で、株価の高騰、円安傾向など日本経済はやや上向いてきていると報道されていますが、まだ一般庶民レベルでの景気の恩恵は感じられません。一方、国際的には、隣国の韓国、中国との関係、北朝鮮、ウクライナ情勢など予断を許さない状況が続いております。
 医療につきましては、本年度末に地域医療構想(ビジョン)のガイドラインが示され、4月より二次医療圏における、地域の医療提供体制のための「協議の場」が設置される予定です。医療機関が過剰な場合、最終的には熊本県が、稼働していない病床の削減を命令(公的医療機関)または要請(民間医療機関)することになっています。このような厳しい状況の中、少しでもいい年になりますように職員一同努力したいと思います。
 さて、当院では、昨年度末に、熊本県初の脳死下臓器提供を行うことができました。臓器提供を決断されましたご家族に心から敬意を表します。今後、熊本県でも脳死下臓器提供がつづき、これにより多くの患者様の命が救われることを祈念します。
 職員の人事では、今年度も大きな異動がありました。その中で朗報は、腫瘍内科が3名体制となり、さらに緩和ケアの専従医が着任したことです。これにより懸案でありました当院のがん診療体制が確立し、多種多様ながんに対し先生方のご要望にお応えすることが可能となりました。また、当院は、今後も365日、24時間、救急医療を断らないをモットーに、救急医療の最後の砦として本年も従来通りの診療を行います。
 本年度が、先生方にとりまして実り多い1年となりますことをご祈念申し上げますとともに、本年度もどうぞよろしくご指導、ご支援を賜りますようお願い申し上げます。

2015年4月1日


 

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