平成23年度が始まりました。本年度も国立病院機構熊本医療センターのホームページにアクセスして頂き有り難うございます。
当院は前身の鎮西鎮台病院が創立された明治4年から数えて今年で創立141年になります。雄大な熊本城の二の丸の一角に位置し、春には周囲は桜が咲き乱れ、多くの花見客、観光客でにぎわいます。この恵まれた地に平成21年9月に新病院が竣工しました。延床面積41,789m2と旧病院の約1.9倍の広さになり、有料個室を108室準備しました。病床数は550床と変わりませんが、これまでの25診療科を細分化して32診療科として、医療設備もCTはSIEMENS社製128列と64列、放射線治療計画用の3台、放射線治療装置はリニアック、ラルストロンともに最新式のものに更新しました。これらの施設と設備を活用して、「最新の知識・医療技術と礼節をもって良質で安全な医療を目指す」ことを基本理念に掲げて、専門性の高い医療を提供しています。
開放型病院、地域医療支援病院、地域がん支援連携拠点病院として、かかりつけ医の先生方のご協力のもと医療連携を推進し、また救急医療では、救命救急センターを中心に、年間約8,000台の救急車の搬送があり、脳卒中、心・血管疾患、感染性疾患など多くの救急患者を受け入れ、1年365日24時間、病院全体で診療に当たっています。
教育、研修、臨床研究にも力を入れており、地域医療研修センターは、医師のみならず多職種の医療従事者を対象とした研修を実施しています。さらに臨床研修指定病院として毎年約20名の研修医の教育を行うと供に、附属看護学校では高度・専門医療に対応できる看護師の育成に努めています。臨床研究部は国際医療協力として毎年数十名の外国人留学生を受け入れ教育・実習を実施し、また治験センターでは積極的に臨床治験を行っています。
これからも地域の急性期中核病院としての責務を果たすとともに、教育、研修、研究にも力を入れていく所存です。
今後ともよろしくご指導、ご協力下さいますようお願い申し上げます。