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画像診断・治療センター 放射線科

診療内容・特色

 当センターは、放射線科画像診断専門医(3名)、放射線科治療専門医(1名)、放射線科医(2名)、診療放射線技師(22名)、看護師(7名)及びクラーク(2名)で運営しています。 平成18年10月より電子カルテシステムが稼働し、平成19年2月より完全フィルムレス化となりました。救急外来を含む全てのCT・MRI・核医学検査における画像診断報告書を翌診療日までに作成し、画像診断管理加算2を取得しています。平成19年2月22日より2台目のMRI 1.5T装置(シーメンス社製)を新規に稼働し、10月11日よりX線平面検出器搭載の血管造影装置(フィリップス社製)が稼働し始めました。

 画像診断機器は、X線撮影装置(CR装置2台・FPD装置4台)、透視撮影装置(2台)、乳房撮影装置(1台)、全顎撮影装置(1台)、CT装置(128スライスCT1台・64スライスCT1台)、MRI装置(1.5T 2台)、FPD搭載血管撮影装置(心臓用1台、大視野用1台)およびSPECT対応型ガンマカメラ(1台)などがあります。院内はデジタル画像を全てフィルムレス運用し、高精細モニターにて診断しています。

  放射線治療機器は、平成21年9月新病院開院時に、外照射用リニアック1台と腔内照射用RALS 1台を更新しました。治療計画専用の大口径16スライスCTを保有しており、すべての治療は治療計画装置にて線量分布を検討後実施しています。

 平成22年9月に導入された128スライスCTでは、多時相CT(4次元CT)による新たな診断手段が可能となっています(Adaptive 4D spiral ; “CT検査”のページを参照)。


 MRI検査では、ディフュージョン画像(PET-like Image)が可能であり、悪性腫瘍の診断に寄与しています。

ディフュージョン画像(PET-like Image)

ディフュージョン画像(body diffusion;PET like imaging)
 悪性リンパ腫で細胞密度の高いリンパ節を反映した多発性病変が描出されている。
 PETにおける全体像に酷似している。
 回転可能な再構成画像にて、病変部の立体的位置関係が把握できる。


 血管撮影室では、循環器医師による冠動脈形成術や放射線科医による肝癌領域の動脈塞栓術などの血管内治療(IVR)を多く行っています。

血管内治療(Interventional Radiology;IVR)
肝細胞癌治療例
腎動脈奇形
血管内治療(Interventional Radiology;IVR)
  • 肝細胞癌治療前にCTで腫瘍の大きさや栄養血管の発達を評価する
  • 経動脈性にカテーテルを挿入し、栄養血管の塞栓を行う
  • 現在では塞栓直後に血管撮影装置でCTと同等の画像を撮影/作成可能で、塞栓物質の貯留状況を把握できる
  • 腎動静脈奇形による血尿の患者。治療前のCTで病変の形態など把握の上、血管塞栓術を施行。
  • 金属製の塞栓物質を使用し、血流は消失。
  • 血尿も消失し、治療効果は良好であった。
  放射線治療部門では、高エネルギーのX線や電子線を利用して外照射を行っています。外照射装置は撮影機能も有しており、治療時と計画時の画像をモニター上で融合させ、僅かなずれも修正することができるため精度の高い治療が可能です。また、造血幹細胞移植のための全身照射を行っており、症例数は県内では最大です。婦人科系の治療では、イリジウム小線源を利用した腔内照射も実施しています。これらの治療には放射線治療専任医がたずさわっており、毎日の治療や装置性能管理には、専門の診療放射線技師が行っています。
脳腫瘍 脳腫瘍に対する3次元外照射
子宮けい癌 子宮頚癌に対する腔内照射

外来診療

 
治療(予約制) 冨高 悦司 冨高 悦司 冨高 悦司 冨高 悦司 冨高 悦司
画像診断 吉松 俊治
浅尾 千秋
根岸 孝典
吉松 俊治
浅尾 千秋
根岸 孝典
吉松 俊治
浅尾 千秋
根岸 孝典
吉松 俊治
浅尾 千秋
根岸 孝典
吉松 俊治
浅尾 千秋
根岸 孝典

 

症例数・治療・成績

 平成23年度年間検査症例数はCT 24,384名、MRI6,815名、核医学検査782名、血管造影1,019名です。平成21年9月23日の新病院開院時よりマルチスライスCT2台(シーメンス社製Definition AS+ とSensation64)が稼働し始めました。128スライスCTを用いて、冠動脈CTだけでなく、Adaptive 4D Spiral撮影法を用いた4次元CTによる血流動態評価が可能となりました。また、64スライスCTと2台をフル稼働することで、1日100名近いCT検査の大半を緊急対応しています。平成22年4月より外傷全身CT加算の施設基準が取得可能となりました。

 放射線治療について平成23度は275名でうち新患が230名あり、一日25~30名の治療を行っています。大学放射線治療学講座と連携して放射線治療の質の向上に努力しています。子宮頚癌の腔内照射は県内で大学病院と2施設のみです。頭頚部腫瘍、泌尿器科腫瘍、乳癌およびケロイドの放射線治療症例も担当科と連携し集学的治療を行っています。

 

スタッフ紹介

職名/氏名・免許取得年度 専門医・所属学会など 専門分野

部長
ヨシマツ シュンジ
吉松 俊治

昭和56年

  • 日本医学放射線学会画像診断専門医
  • 熊本大学医学部臨床教授
  • 画像診断一般
  • 血管造影
  • インターベンショナルラジオロジー

医長
アサオ チアキ
浅尾 千秋

平成2年

  • 日本医学放射線学会画像診断専門医
  • 日本磁気共鳴医学会
  • 画像診断一般

医長
トミタカ エツシ
冨髙 悦司

平成11年

  • 日本医学放射線学会治療専門医
  • 日本がん治療認定医機構がん治療認定医
  • 放射線治療
  • 画像診断一般

医長
ネギシ タカノリ
根岸 孝典

平成11年

  • 日本医学放射線学会画像診断専門医
  • 画像診断一般
  • 血管造影
  • インターベンショナルラジオロジー

医師
イワシタ コウヤ
岩下 考弥

平成18年

  • 日本医学放射線学会認定医
  • 画像診断一般

医師
トクナガ フミカ
德永 郁香

平成15年

  • 日本医学放射線学会
  • 日本放射線腫瘍学会
  • 画像診断一般

今後の目標・展望

 MRI3T装置の導入を計画しています。

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