私たちは、地域の急性期中核病院の皮膚科として、入院治療を必要とする皮膚疾患を中心に診療しております。広範囲に及ぶ各種皮膚疾患、全身管理を要する中毒疹、水疱症、ウイルス・細菌感染症、そして大きい皮膚腫瘍切除や植皮など手術センターで手術を行う症例などを受け入れています。また外来診療では、地域の皮膚科はもちろん他科の先生方からご紹介頂いた方、合併症をお持ちの方、全身症状と深く関わる皮膚疾患の方を中心に診察しています。特定の専門領域はありませんが、皮膚科全般に幅広く対応いたします。ほかにも褥瘡対策委員会の中心として、関連科医師やコメディカルスタッフと共に入院中の褥瘡治療や予防に携わり、よりよい入院生活を送っていただけるよう努めております。
皮膚疾患は皮膚に限局するものだけで決してなく、全身に影響を与えるもの、全身症状の一部として生じるもの、そして他の疾患が原因で生じるものと様々です。総合病院である当院の特徴を生かして他科と協力し、またご紹介頂く先生方とも連携してスムーズに診療できるよう努めています。どうぞ宜しくお願い申し上げます。
| 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 午前のみ | 中村 香代 |
牧野 公治 | 緒方 亜紀 | 牧野 公治 中村 香代 |
緒方 亜紀 |
2011年の実績(括弧内は前年)は、外来の新患者数は1303(1417)名、紹介率は53.6(46.3)%、逆紹介率106.2(50.2)%でした。また毎日10名前後院内紹介患者様の診察を行っています。
入院患者数は277(214)名、平均在院日数は11.6(13.5)日でした。蜂巣炎等の細菌感染症が約3割と最も多く、腫瘍等の手術症例、ウイルス感染症、重症中毒疹、と続きます。
手術センターでの手術は79(84)例でした。皮膚悪性・良性腫瘍の切除術が主ですが、最近は糖尿病性皮膚障害や褥瘡から生じた重症皮膚感染症に対する緊急デブリドマン術が急増しており、細菌感染症入院例の約4割を占めます。両者とも早期治療で重症化に至らずに済みますので、かかりつけ医の先生方には早期発見にご協力をお願いいたします。
ナローバンドUVB照射装置:
乾癬をはじめとする炎症性皮膚疾患や尋常性白斑などのうち、重症、難治な場合に使用しています。
ダーモスコープ:
特に色素斑や腫瘍性病変について、メスを入れることなく詳細に診察を行うことが出来ます。
電気メス:
主に膿瘍切開や壊死組織除去で皮膚を切離するのに用います。止血しながら行うことで、出血量の減少や止血時間の短縮により侵襲を軽減できます。
真菌検査:
皮膚科独自に検体の鏡検や培養を行い、より正確な診断に努めています。
| 職名/氏名・免許取得年度 | 専門医・所属学会など |
専門分野 |
|---|---|---|
医長 平成13年 |
|
|
医師 平成16年 |
|
|
医師 平成21年 |
|
|
地域医療支援病院の皮膚科として、かかりつけ医の先生方のご協力の下、緊密な医療連携、情報提供を通じて地域医療の充実を図りたいと思っております。当科受診の際には是非かかりつけの医療機関からの紹介状を持参して頂くようお願い致します。
急性期の治療が一段落して病状が安定しましたら、地元の病院や診療所にて治療を継続して頂くことを推進しております。引き続き安心して治療が受けられるよう努めておりますのでご理解、ご協力のほど宜しくお願い申しあげます。