当科は、1961年より、厚生労働省の掲げる政策医療の1つとしての婦人科悪性腫瘍の診断治療を重点目標に取り組んでおり、科学的根拠に基づいた標準的治療を実践しています。婦人科悪性腫瘍患者治療数は九州でも、トップクラスです。婦人科入院の7~8割は悪性腫瘍症例で、個々の症例に対しては、患者様及びご家族の意志を尊重した治療の選択を第一に心がけています。手術症例では正確な進行期分類を行い、個々の症例に応じた必要で十分な術式を術前に検討し、最終的には術中所見を考慮し決定しています。また進行期症例に対しては手術療法、放射線治療、化学療法、さらには化学療法同時併用放射線治療などを用いた集学的治療を実践しています。近年、手術後(治療後)のQOL向上が重視されており、当科においては、術後リンパ浮腫や広汎子宮全摘後の膀胱麻痺などに対して様々な工夫を行い、取り組んでいます。さらに産婦人科一般診療、救急医療に対しても常時対応しています。
| 月 | 火 | 水 | 木 | 金 |
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| 三森 寛幸 西村 弘 永井 隆司 高木 みか (午後は手術) |
三森 寛幸 西村 弘 永井 隆司 高木 みか |
担当医 (手術日) |
三森 寛幸 西村 弘 永井 隆司 高木 みか |
担当医 (手術日) |
平成23年の主な婦人科悪性腫瘍の治療実績は、新患患者数で子宮頚部上皮内癌81例、浸潤子宮頚癌(Ⅰ期以上)で47例、子宮体癌で56例、卵巣癌34例で計218例でした。1974年からの総数は昨年末において、4576例となっています。昨年は子宮体癌の増加、頸癌では上皮内癌の増加、が顕著でした。
現在、これらの悪性腫瘍症例の手術を中心に、一般婦人科手術、腹腔鏡下手術、緊急手術を行っています。平成23年の婦人科総手術件数は、400件でした。子宮頚部上皮内癌は原則として円錐切除による子宮温存療法を施行しています。また広汎性子宮全摘術症例の骨盤神経温存症例では、非施行例に対して術後の残尿測定期間が減少し、膀胱麻痺が軽減しています。

円錐切除術(YAGレーザー、ハーモニックスカルペル)、リガシュアフォーカおよびインパクト。放射線治療設備に関しては2009年12月に全設備を一新し、外照射ではマルチリーフコリメーター内蔵の外照射装置リニアック、さらに子宮腔内照射では小線源治療装置ラルス(マイクロセレクトロン)が稼動しており、常勤の放射線治療専任医により精度の高い治療が可能です。子宮頸癌の放射線治療症例数も年々増加しています。
| 職名/氏名・免許取得年度 | 専門医・所属学会など | 専門分野 |
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部長
ミモリ ヒロユキ 三森 寛幸 昭和50年 |
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医長 ニシムラ ヒロシ 西村 弘 昭和57年 |
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医長 ナガイ リュウジ 永井 隆司 平成2年 |
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医師 タカキ ミカ 高木 みか 平成9年 |
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今後も、さらに婦人科悪性腫瘍の正確な診断及び標準的治療の実践に力を注ぎ、質の高い医療の提供を目標にいたします。